ひかりのつぼみ自由クリニック

治療内容・各種療法について
当クリニックは自由診療・完全予約制にて診療を行っております。
診療内容は、小児診療全般に加え、親子のためのセラピー(親子相互交流療法・PCIT)を提供しております。
お子さまだけでなく、ご家族の関係性にも目を向けた丁寧なケアを大切にしています。
薬物療法
薬物療法

アントロポゾフィー医学で用いる薬剤は、生体の自然治癒力を高めることを目的としています。
原料となる素材としては、自然の鉱物、その中でも特に金属、そして植物、時に動物から取られたものも用い、特別の製薬工程によって製造されます。
ホメオパシー的にポテンタイズされたものとそうでないものもあります。アントロポゾフィー医薬品は、身体と精神の両方にはたらきかけ、崩れたバランスを元の健康な状態に戻していくことができます。いわゆる風邪を中心としたウイルス感染や、中耳炎、気管支炎などの急性疾患に対する医薬品もあります。内服薬だけでなく、外用療法も重要な医薬品と捉えています。また、がん治療に用いられるヤドリギ製剤などもあります。

リズミカルアインライブング・湿布
リズミカルアインライブングは、流れるようなリズムと軽いタッチで、自然素材から作られた薬用のオイルや軟膏を塗布していきます。 一般的なマッサージのように、筋肉をもみほぐすことはありません。穏やかでリズミカルな動きと心地よい覆いは、バランスを崩しかけた心と身体に調和をもたらします。 外に意識が行って落ち着きがない、不安が強い、なかなか寝つけない、あるいは心地よい触覚体験や暖かさが必要なお子さんに対して、治療的に働きます。発達がゆっくりなお子さんにも助けになります(医師の診察後の処方が必要です)。大人の方は、健康維持やリラクゼーションのためのアインライブングも可能ですので、お問い合わせください。
アロマオイル
リズミカルアインライブング・湿布

料金

  • 大人 90~100分 / 6,500円
  • 割引料金(4回分)/ 20,000円
  • こども(12歳まで) 40~60分/ 4,500円
  • 割引料金(4回分)/ 15,000円 (親御さんの1回体験付:20,000円)
  • ◎オイル代・リネン類(それぞれ500〜700円/300円 別途)
リズミカルアインライブング

担当看護師

村上典子 正看護師
I FAN(International Forum for Anthroposophic Nursing)認定
アントロポゾフィー看護スペシャリスト(ANSP)
リズミカルアインライブングスペシャリスト(RNSP)
医療・福祉・教育関連に関わり、現在シュタイナー学園で養護を務める。
村上典子さん
中村さよ子 正看護師
リズミカルアインライブング認定施術看護師
医療機関、福祉施設、シュタイナー教育関連に関わる。
アントロポゾフィー看護外用療法スペシャリストコース受講中
バイオグラフィーワーカー
中村さよ子さん
山本寿恵 正看護師
リズミカルアインライブング認定施術看護師
医療機関(新生児、内科、外科、)在宅看護などに関わる医療、教育、農業、また惑星の影響や人類の進化など、全てが繋がっていることを感じながら施術の向上に励んでいます。
山本寿恵さん
音楽療法
音楽は感情や呼吸に働きかけます。
年齢を問わず、心や身体に動きや静けさをもたらし、
音を通して他者と
コミュニケーションする力を育てます。
アントロポゾフィー音楽療法

アントロポゾフィー音楽療法では、お一人おひとりの状態に合わせて音楽の要素を選び、楽器や歌などを用いて働きかけます。
シンプルな療法楽器を一緒に鳴らしたり、歌ったりしながら、お子さんの成長をサポートし、思考・感情・意志のバランスを整えていきます。
音楽の知識や経験は問いません。

アントロポゾフィー音楽療法
  • ◎こんな方におすすめ
  • ・発達や集団行動に心配のあるお子さん
  • ・不安やコミュニケーションの難しさを抱えたお子さん
  • ・障がいや慢性的な病気のあるお子さん
  • ・親御さんの不安軽減や疲労回復のご相談にも応じます。
  • ・一般の大人の方向けに、音楽的セルフケア講座「AMT響きのワーク」も随時行っています。

一般の大人の方向けに、音楽的セルフケア講座「AMT響きのワーク」も随時行っています。

こちらから
お問合せください。

担当療法士

勝田恭子(かつた きょうこ)
アントロポゾフィー音楽療法士(ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門認定)、日本音楽療法学会認定音楽療法士。
アントロポゾフィー音楽療法士の会会員。
音楽療法の講座や大学への研究協力も行っている。『音楽からはじまるシュタイナー』(イザラ書房)出版協力。
オイリュトミー療法
オイリュトミーはギリシャ語で「美しく調和のとれたリズム」を意味します。自然界や人間の中に息づくリズムの要素、言葉の母音や子音の根源的な力やはたらきを、手足を使った身体の動きで表現する運動芸術療法で、ルドルフ・シュタイナーによって始められました。
この療法はアントロポゾフィー医学を基盤としており、1920年代より世界各地のアントロポゾフィーの医療施設やシュタイナー教育の現場で実践されています。
オイリュトミー療法士は4年間のオイリュトミーの基礎課程を終え、オイリュトミストとしての免許を取得した後に、オイリュトミー療法士養成コースに進み、ゲーテアヌム精神科学自由大学・医学部門から認可された免許を得たものです。

オイリュトミー療法の実際

オイリュトミー療法は、幼児から高齢者の方まで受けられ、クリニックの医師の処方により行われます。
子どもは年齢に応じてセッションの時間(30〜45分)が異なり、終了後の休息時間を含みます。
2~4週間に1回程度のセッションが可能ですが、ご家庭での課題もあります。療法の継続期間は個人により異なります。
医師の処方があれば、大人の方も1セッション60分(休息含む)で可能です。
ご相談ください。

オイリュトミー療法の作用

オイリュトミー療法の作用

オイリュトミー療法では、母音や子音に内在する「音」の形成力が、それを動く人の心身に直接作用するように行われます。
自分の手足で自発的に動くことは、その人本来の生きる力や免疫力を目覚めさせ、「成長しよう、変容しよう」と言う意志を促します。
動きを通して「熱」を生み出し、自己に目覚めます。
身体の機能を活性化し、調整し、自己治癒力を高めます。子どもの場合、発達の課題を支え、子どもの成長と健康をサポートします。

オイリュトミー療法の実際
  • 診断がつく様々な病気に対する療法としての他に、
  • ・不安感や緊張感が強い
  • ・眠りや消化代謝の不具合がある
  • ・︎落ち着きのなさや過敏さがある
  • ・動きの調整や発達のサポート
  • ・呼吸系のサポート
  • などにも適用されます。
オイリュトミー療法

担当療法士

オイリュトミー療法士 樋原裕子
ドイツ・ミュンヘンオイリュトミー学校を卒業、オイリュトミストの資格取得。2012年、スイス・ドルナッハのオイリュトミー療法士養成コースを卒業し 、ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門認定のオイリュトミー療法士資格取得。主としてシュタイナー教育の現場で多くの子どもと関わる他、大人ともセッションを持つ。アントロポゾフィーに基づくバイオグラフィーワークの講座や養成コースも行っている。
樋原裕子さん

ご参照ください:オイリュトミー療法士会

オイリュトミー療法 1セッションの料金

  • 大人  60分(休息含む)  6,000円
  • 小学生 45分(休息含む)  5,000円
  • 幼児  30分(休息含む)  4,000円
オイリュトミー療法
リズミカルマッサージ
リズミカルマッサージ

リズミカルな自然の曲線的な水の動きのような手法は、心身に温かさと安定を与えてくれます。
健康維持に大切な呼吸のリズムを整え、心身に調和を与え、体液の流れに作用します。
人間が本来持っている自然な回復力を促します。

担当療法士

小川千帆  絵画造形療法士
(リズミカルマッサージ療法士)
イギリスサセックスにあるエマソンカレッジにて教育基本を学び、芸術教育水彩をマーガレット ユーネマンとその後継者であるディク ブルーンに学ぶ。トビアススクールオブアートにてアントロポゾフィー医療 絵画療法士を修得。IFAT協会準会員。
絵画療法研修(パークアットウッドクリクックにて3ヶ月、ブラックソーンクリニックにて3ヶ月、グレンクレッグキャンプヒルにて1年就職)ゲーテアーネムでのT&Tコース修学。
関東で絵画造形療法士とリズミカルマッサージ療法士として活動。
小川さん
絵画療法

自然の光は色であり影でもあり、美しい輝きは心に働きかけます。
色は私たちの魂と関わりを深く持っており、感覚を通し、色や形が持つ色彩言葉や動き、リズムを体験することで、心身の調和が生まれます。そして色の持つ意味や動きを感じることは、内なる心を理解することにもつながり、自己治癒能力を高めます。
アントロポゾフィーに基づく絵画(水彩(ぬらし絵、層技法)パステル、木炭、鉛筆など)、触覚を通した粘土造形による、様々な技法から適した方向性へと導きます。

担当療法士

小川千帆  絵画造形療法士
(リズミカルマッサージ療法士)
アントロポゾフィー医療 絵画療法士を修得し活動を続ける傍ら、イギリス西部ストラウドにあるセントルーカス クリニックでリズミカルマッサージ療法士の資格を修得。
イギリスRMT協会準会員、IFAT協会準会員。
RMT研修(ジャーポイントキャンプヒルにて1年、ラファエルメディカルセンタにて2ヶ月)研修、ゲーテアーネムでのT&Tコース修学。
関東で絵画造形療法士とリズミカルマッサージ療法士として活動。
小川さん
親子相互交流療法
PCIT(Parent Child  Interaction Therapy)
PCITは1970年代、米国でSheira Eyberg教授によって考案・開発されました。子どものこころや行動の問題、育児に悩む親(養育者)に対し、子供との遊びを通して、親と子の相互交流を深めてその質を高めることによって、子供の問題行動も減り、親も育児に自信がもてるようになっていきます。
遊戯療法や行動療法に基づいた心理療法です。PCITのプログラムは2段階に分かれています。
親子相互交流療法

前半は子どもが遊びのリード(主導権)をとるなかで親子の関係を強化する子ども指向相互交流(Child Directed Interaction : CDI)、後半は親がリードを取りしつけを行う親指向相互交流(Parent Directed Interaction : PDI)となっています。
CDIとPDIのスキルをマスターして育児に自信が持てたら、この治療は終結します。また、この療法の中で使われるスキルは、誰もが役立つ子育てスキルにもなっています。

親子相互交流療法

日本では2008年に東京女子医科大学附属女性生涯健康センター加茂登志子先生が導入して以来、徐々に日本に浸透し発展し続けており、近年では、注意欠如・多動症(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)の子どもの養育をターゲットとした介入や、虐待を受けた子どもとその親との関係改善についても研究され、いずれも良好な結果が得られています。
当院ではPCIT機関内トレーナーの資格を持つ小林が秋以降PCITを行う予定です。
開始についてはまたHPにアップしていきます。

アクセス
医院名 ひかりのつぼみ 自由クリニック
住所 〒252-0184
神奈川県相模原市緑区小渕1707
創和ビル2階
(JR中央本線「藤野」駅より徒歩1分)
お電話 090-4623-3618
メールアドレス hikarinotsubomi@mbr.nifty.com
院長 小林 啓子